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浦和美園・埼玉スタジアム・さいたま市 周辺で気になったモノ・コトをブログで書いています。

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「パナマ運河」よりも約180年前に閘門式運河を導入していた 見沼通船堀公園 @東浦和


あずおです。
今日はJR東日本「東浦和」駅の近くにある国指定史跡「見沼通船堀公園」をご紹介します。



◆ 日本最古の閘門(こうもん)式運河
写真撮影後に記事を書くために、色々調べていくと凄い公園ということがわかりました。※前言撤回です・・・。
「見沼通船堀公園」は見沼通船堀を中心に整備して作られた公園でした。

「見沼通船堀」は、1731(享保16)年に 見沼代用水路「東緑」と「芝川」と見沼代用水路「西緑」を結ぶ目的で造られました。

閘門式運河とは、以下の図のようにして、違う水位差を埋めて、舟を移動させる仕組みのことです。
※芝川と見沼代用水路の水位差は3mだったようです。

物流事業に従事されている方ならご存知だと思いますが、世界的に知られている運河である「パナマ運河」と同様の仕組みです。
しかも、この仕組みは「パナマ運河」よりも183年前に実現していました。

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◆ 竹林に囲まれています
東浦和駅から歩いていくと左手に竹林が見えてきます。
ここが公園の入口??って感じの門をくぐって行くと、竹林の中を通って行きます。
竹林を通っていると、なんか清々しい感じになりました。

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◆ 広場
竹林を抜けると、何もない広場に出ます。
本当に何もありません・・・。トイレはありましたが。

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◆ また竹林歩道
広場を抜けるとまた竹林の中にある歩道があります。
こちらの歩道には、ベンチやゴミ箱、灰皿がありました。

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◆ 約200年の歴史がありました
通船堀の開通により、水運の範囲が広がり、荒川、隅田川を通り、東浦和周辺の村々と江戸(東京)が結ばれ、周辺で採れた野菜や、薪、柿渋、味噌、醤油など江戸へ運び、江戸から肥料や油、日用品などが運ばれたようです。

関東大震災以降、通船堀を使うことはなかったようです。芝川の船の運航は行われていたようですが、1931(昭和6)年に通船許可が終了し、約200年続いた見沼通船は終わったそうです。

1989(平成元)年3月に整備され公園が開園されました。「見沼通船堀公園」は、日本の歴史公園100選に選ばれています。
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◆ 現在、見沼通船堀を再整備しています
さいたま市では現在、東縁の再整備事業を行っています。
その影響で、毎年夏に行われていた閘門関を使って開閉実演会が中止されています。

詳しくは下記のさいたま市ホームページをご確認ください。
開閉実演会の雰囲気がわかる写真を載っています。

さいたま市/国指定史跡「見沼通船堀」の再整備工事を実施しています。



◆ 最後に
先日紹介した「さいたま市立浦和くらしの博物館民家園」同様 、人気スポットではありません。(前回同様言い切っちゃいます)

「正直、竹林以外、何も無いんですもん!!」(笑)

地元の案内板に必ずと言っていい程載っているので、期待が大きかったというのもありますが、歴史的な場所って、紹介記事を書くと地味なんですよね…。
でも、パナマ運河よりも早く仕組みが導入された場所というのが衝撃的でした。

あなたの街にも、人気が無い場所だけど調べてみたら、
意外と重要な文化財という場所があるかと思いますので、散歩してみてください。


【基本情報】
[ 場所名 ] 見沼通船堀公園
[ 所在地 ] 埼玉県さいたま市緑区大間木123
[ 最寄駅 ] JR東日本「東浦和」駅 徒歩5分
[ 開園日 ] 1989(平成元)年3月
[ 駐車場 ] 無 ※近隣にコインパーキングあり。

[ 面 積 ] 6,600㎡