【レポート】卓球未経験者でも楽しめる ” Tリーグ “とは ~T.T彩たま ホームマッチ 2022.09.23~

あずお.です。

当サイトをご覧いただいている方はご存じだと思いますが、当サイトによく登場するプロ男子卓球チーム「T.T彩たま」。

昨シーズン(2021-2022)から当サイトでは「T.T彩たまジュニアチーム」を応援していますが、トップチームのTリーグの試合も会場に行き、応援しています。

私は卓球部に所属したことも無いですし、卓球を習ったことも無い、生活の中で卓球に触れる機会が全くなかった卓球未経験者です。

卓球未経験者の私でも、Tリーグの試合を楽しんでいます。
今回は、2022年9月23日(金・祝)に埼玉県・浦和駒場体育館で行われたTリーグ「T.T彩たま」対「岡山リベッツ」の試合を観戦しに行きました。

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試合前に準備しておいた方がいいもの

どんなスポーツを観戦するにも初めて行く時って「どんな格好で行けばいいの?」「どんな雰囲気なの?」など気になることが沢山ありますよね。個人的な意見ではありますが、どのスポーツ観戦も、最初から気合を入れて、服装や知識など完全装備して観戦する必要は無いと思っています。

ただ、Tリーグを観戦する際、個人的には「Twitter」アカウントを作って、事前情報を収集しておくと気持ち的に楽だと思います。

他のプロスポーツでは応援するチーム以外の選手やチームを敬遠しているシーンをたまに見かけ、ちょっと引いてしまうケースがありますが、卓球選手を応援するファンの方々は、他チームの選手であっても「卓球を一緒に楽しむ仲間」として応援している方をよく見かけます。

卓球未経験者でも「今度、〇〇体育館に、はじめて応援しに行きます。よろしくお願いします。 #Tリーグ #TT彩たま」とツイートすれば、T.T彩たまのファンの方々が色々と教えてくれると思いますよ。私もそうだったので。

Twitterは、新型コロナウイルス感染症で直接交流することが出来なかった、選手とファンの距離を繋ぐツールとして活用されています。

 
▼T.T彩たま公式Twitter
T.T彩たま🏓(@ttsaitama_jp)| Twitter

時間があれば、試合会場には開場する時間に行くと良い

試合開始の約1時間30分前くらいから試合会場に入ることが出来ます。私のおすすめは開場する時間に行くことです。良い席で見たいから早くから並ぶという目的ではなく、T.T彩たまでは、開場時間に合わせて様々なイベントが行われています。

今回は、試合前にT.T彩たま所属選手と卓球することが出来ました。

公式練習は選手へ応援メッセージを届けるチャンス

公式練習中のT.T彩たまの選手たち

試合前に各チーム公式練習を行います。
公式練習中は会場を盛り上げる役割のMCがマイクを持って応援席まで来てくれます。

今シーズンからT.T彩たまのホームマッチのMCは、お笑い芸人「パーマ大佐」が担当。
パーマ大佐は、元々T.T彩たまファンであり、芸人さんということもあり、お客さんとの交流もとてもスームズ。

MCのパーマ大佐が2階応援席のファンに声を掛け「どの選手を応援しにきましたか??」と聞き、「〇〇選手です」と答えれば、その選手が手を振ったりとリアクションしてくれます。

今回は選手のサインボールをもらえるサービスがあり、英田理志選手と上田仁選手がサインボールを渡すシーンがありました。

ファンの方にサインボールを渡す上田仁選手

上田選手は、MCのパーマ大佐に「お相手のお名前を聞いてください」とお願いし、サインボールにもらう相手の名前を書き添え、直接ご本人に手渡しするファンサービス。プロスポーツ選手が試合前にこの距離感でファンと交流しているスポーツを見たことが無いので、公式練習は必ず会場にいた方が良いと思います。

今回はアリーナ席に座りましたが、公式練習が終わった選手が目の前を通って控室に戻って行くので、私は英田選手に直接声を掛けさせていただきました。

声を掛けて選手がリアクションしてくれるのって嬉しいですよね。

我が家では、上田仁選手は「じゃんけん兄さん」

余談ですが、今シーズンからT.T彩たまのキャプテンを務める上田仁選手は昨年、地元の浦和美園にある商業施設「ウニクス浦和美園」で行われたイベントに登場し、ユニフォーム姿でじゃんけんをしてくれました。

我が家もそのイベントに参加し、うちのこどもはその時の印象が強く、上田選手を見るたびに「じゃんけん兄さん」と言うようになり、我が家では上田選手は「じゃんけん兄さん」という愛称で呼ばせていただいております。

T.T彩たまを支えるパートナー企業が会場でサポートしています

今回のホームマッチには、ゴールドパートナーの「ぎょうざの満州」さんがランチセットとして「焼餃子」「焼きそば」を提供しており、「生ビール」も販売されていました。

会場前の駐車場で買い、試合会場で、焼きそばに餃子、そして生ビール。屋外スポーツ観戦の定番のようなセットを会場で楽しむことが出来ちゃいました。

他にも企業サポーター「光英科学研究所 KOEI SCIENCE」さんがブースを構えており、Instagramをフォローしたり、投稿するとオリジナルのT.T彩たまグッズをいただくことが出来ました。

浦和美園からは、エリアパートナーとして「埼玉高速鉄道株式会社」さん。ジュニアサポーターとして当サイト「浦和美園ドットネット」が入っています。

今回、試合会場で埼玉高速鉄道の方も応援しに会場に足を運ばれていました。

観戦の魅力は「手拍子応援」と「静寂」

試合開始前の会場の雰囲気

まだ新型コロナウイルス感染症対策として声出し応援は出来ませんので、手拍子応援が基本。応援の仕方を全く知らなくてもT.T彩たまの熱狂的なファンの方々が手拍子の音頭を取ってくれるので、合わせて手拍子すると一体感が生まれます。

また今シーズンからMCに就任したパーマ大佐のMCも、とてもよく、会場を盛り上げてくれます。

試合会場を盛り上げるプロスポーツは色々あると思いますが、
卓球の最大の魅力は「試合中の静寂」だと感じています。

手拍子などの応援はプレーが1度切れるタイミングのみ。
しかも選手がサーブを打つまでは会場全体が静寂に包まれます。

静寂の後にプレーが始まり、長いラリーが続き、応援チームが得点すると、選手と同じく自然とガッツポーズしている自分がいます。

スポーツは技術も大切ですが、メンタルも重要とされています。
応援しているチームの選手が劣勢に立たされていれば、がんばれ!ここからここから!という応援の手拍子。
いいプレイには、今のいいプレイ!いいぞ!という選手を鼓舞する手拍手。

そういった応援を受けた選手たちが劣勢を跳ね返したり、ポイントを連取する姿を目の前で見ることで、応援している自分自身も試合に入り込んでいくような感覚になります。

このような感覚は、どのスポーツでも試合会場で応援していれば感じることができると思いますが、Tリーグの試合は、他のスポーツでは味わえない「静寂の後の高揚感」が続くことにあると思います。

この「静寂の後の高揚感」ですが、Tリーグをテレビ埼玉で何度か視聴応援したことがありますが、このワクワク感は試合会場でしか味わえないものです。

今シーズンから選手登場シーンで選手選曲の曲が流れます。

今シーズンから、プロ野球のような選手登場シーンで選手が選んだ曲が流れるようになりました。

  • 五十嵐 史弥 選手
    decision / ONE OK ROCK
  • 曽根 翔 選手
    私は最強 / Ado
  • 英田 理志 選手
    可能性 / サンボマスター
  • 松平 健太 選手
    初心LOVE / なにわ男子

試合結果はどうだったの??

試合結果は2-3で負けてしまいました…。でも通常4試合のところ、5試合目のビクトリーマッチまで見ることができ、最後の最後まで応援でき、悔しいけど楽しかったです。

卓球の会場は体育館でしょ!?と思っていませんか

和光市民文化センターサンアゼリア(2022年12月開催会場)

今回は浦和駒場体育館で開催されました。
卓球の試合は屋内スポーツなので、体育館だけで試合が行われると思っていましたが、昨シーズン(2021-2022)は「劇場」や「イオンモール内の広場」でTリーグの試合が開催されています。

2022年12月開催のT.T彩たまホームマッチでは、昨年も開催した「和光市民文化センターサンアゼリア」という劇場で開催されます。

正確には「T.T彩たま」に楽しませてもらっている

T.T彩たまは、選手とファンとの距離が近く、新型コロナウイルス感染症対策をしながらも交流されています。
その交流の場のひとつが「T.T彩たま卓球ステーション浦和美園店」。

選手の練習場でもあり、ファンやジュニア選手も練習している場所。浦和美園店に行くとファンの方たちが手作りした応援グッズやメッセージが飾ってあります。

卓球は個人競技のスポーツなので、他のチームスポーツと異なり、所属選手が大幅に入れ替わったりして、チームを応援というよりは推し選手を応援するという感じになりやすいですが、T.T彩たまはTリーグの中でも珍しく「チームを応援するファン」が多いことでも知られています。

ファンの中には、選手の名前はもちろんですが、選手を支える運営スタッフの名前まで知っている方がいらっしゃいます。

T.T彩たまは、卓球の経験有無に関わらずチームに関心を持ってくれる人たちが一緒になって、チームはもちろん、Tリーグ、卓球全体がどうなったらよくなっていくのかを考えている同志のような集団だと感じます。

こういった雰囲気を感じることが出来るチームだから、今、自分のできること(応援)から始めるんだと思います。

冒頭で「卓球未経験者でも楽しめる ” Tリーグ “とは」と謳っていますが、正確に言うと「T.T彩たまというチームを応援することで楽しませてもらっている」だと思います。

私のような卓球を全く知らない人でも、健康のためとか趣味として卓球を始めたいとか少しでも卓球に興味を持っていれば「T.T彩たま卓球ステーション浦和店」や「T.T彩たま卓球ステーション浦和美園店」に行って、T.T彩たまの運営スタッフの方たちと、卓球の話をするだけでもT.T彩たまというチームの雰囲気がわかると思いますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

運営スタッフの方たちと話していると、私のようにTリーグの試合を見に行きたくなると思いますよ。